ママデューク

アクセスカウンタ

zoom RSS 読書感想文9

<<   作成日時 : 2007/02/28 00:51   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

「ザ・コーポレーション。私たちの社会は企業に支配されている」(ジョエル・ベイカン)
株式会社という株主の有限責任により幅広く多くの資金を調達できる仕組みにより、企業は巨大化し(蒸気機関発明後の鉄道会社など)社会的政治的に重大な役割をはたすようになった
しかし企業には「自社や株主の利益追求だけを考えねばならない」という性質(法的「法律や判決」に要求されている性質)があり、この自己利益追求をする余り他者や会社に対しては「無関心」となる(社会や他者や環境に対し関心を持って社会的責任を果たそうとしても、その行動には「自社の利益になる範囲で」という限界がある。例:発展途上国への薬の無料提供は費用が安い割りに企業のイメージアップや税制優遇などで企業の利益になるから行う。)
それどころか企業は自社の利益を図るためにコストを自社以外の外部(環境や消費者や労働者の健康など)へ押し付ける傾向さえある(ただし企業の利益追求構造がこのような結果を招くのであり、企業が意図的あるいは憎しみでコストを外部に押しつけるわけではない)
このように企業の自己利益追求には問題があるが、企業の自主改善努力は期待できず、政府も企業との馴れ合いから法律や規制でこの傾向を抑圧することができない
市場による企業の管理といっても、株主は自己の経済的利益の為に株を持ち社会や環境の為に持つのではない事や多く株を持つ者と持たない者との発言権の格差がある
事、から企業の自己利益追求傾向を市場が抑制することは期待できない
又非政府組織による監視も、強制力がないので、企業の自己利益追求傾向を抑制するには限度がある
最終的に企業の自己利益追求傾向を抑制するには、民主主義で選ばれた政府(企業との馴れ合いなど改善しなければならない事は多い)の強制力のある規制が有効に働く
というような事が書かれていた。
全般的に
株式会社の「自己利益追求」という構造が様々な問題を起こすという話は具体的で面白かった
それを抑制するには、企業との馴れ合いなど問題はあるが、民主的で強制力のある政府の規制が有効という話も現実的だった。
社会で重大な役割を果たしている「企業」の問題を分かりやすく説明している面白い本だと思った。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
あぁ、どうも お邪魔しております平泉成です
いやぁ〜「読書感想文8」難しい話ですなぁ〜
私も張り込みをしながら【太宰】などを読んでいるんですが
なんべん読んでも【太宰】はわかりませんなぁ〜
あぁ〜それにしてもママデュークさん
ざっと観ただけでも料理、音楽、映画
あと読書?でよろしいですかな
たくさんご趣味をお持ちで たいしたものですなぁ〜
私もそうありたいものです
それはそうと持ってきたんですなぁ〜動画を
宇多田ヒカルとミラクルひかるの共演なんですなぁ〜
http://www.youtube.com/watch?v=sUVd0lsjLHY
世の中には自分に似た人が3人いるとはいいますが
顔の表情、しゃべり方、ダンス、ソックリで二人並ぶと
合うんですなぁ〜  ピッタリと!! 
またお邪魔します!
風の谷のトモチカ
2007/03/01 10:22
風の谷のトモチカさんコメントありがとうございました。
平泉成は面白いですね。「細かすぎて」のモノマネの面白いところを良く取り出していると思います(ブログの中身と関連づけている所もスゴイ)。
ミラクルひかるは面白いです。お疲れさま「様」ではなく、お疲れちゃんでーす「ちゃん」という所から関心を持ち始めたのですが、本当にしゃべり方とか顔とか似ているなぁと思います。
又面白い情報楽しみにしています
ママデューク
2007/03/04 14:13

コメントする help

ニックネーム
本 文
読書感想文9 ママデューク/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる