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zoom RSS 読書感想文56「スィッチ!」

<<   作成日時 : 2016/03/05 12:30   >>

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「スィッチ!」(著:チップ・ハース、ダン・ハース)

ブライト・スポット「例外的に成功している事例を取り上げる」
例:ベトナムの貧困層の子供の栄養失調を予防する為、例外的にその地域で健康優良児を育てた家庭の料理を参考にして、他の家庭にも広める
ミラクル・クエスチョン「問題が無くなったらどうしていますか?」「問題をやめられた例外的な状況を思い出して下さい」。
問題を分析するより、いかに上手くいってる所を伸ばして拡大していくか?を考える。
「明確で具体的な第一歩を考える」選択肢を減らし誰にでも分かりやすく行動がとりやすい第一歩を考える。
例:寂れた町を活気づける為に「自分の町で10%お金を使おう」
具体的明確だけでなくやる気を起こさせる目標。小1に「小3になりましょう」(小3の学力を身につけるのが目標)。
「白黒つける目標」(言い訳や正当化を許さない目標)
例:油田採掘で「空井戸を掘らない」
感情に訴えかける(数字や表でなく感情を揺さぶる訴えかけをする)
例:低脂肪乳に変える事で飽和脂肪酸をカット出来る事を、分厚いベーコンを見せて表現
自己肯定幻想「自分は自分の事を他の人より高く評価している」
ルールを厳格に守るのが経理と考えていた部長が、現場(貧困層の子供を助ける)のタイヘンさを知って、現場を助ける為に柔軟にお金を融通するように変わった話が良かった。
危機感などのネガティブな感情で変化を動機づけようとすると、視野・考えは狭くなる。喜び・満足・自信・愛情・興味などポジティブな感情の動機づけは視野・考えを広くする・養う。
変化を細かくする
例:5分だけ清掃
最初からやり始めるより、途中からやる方がやる気が出る
例:清掃作業で体を動かしてる事を知った清掃従業員は、さらに運動をするハードルが下がる。
例:スタンプ8個でも10個のスタンプで先に2個押してあるスタンプカードの方が最後までためる。
小さな成功を積み重ねてやる気を高める
具体例:利息に関係なく額の小さい借金から支払っていく(利息の高いものから支払った方が額が少なくなるが、どんどん借金が無くなっていく成功体験を重ねてやる気が出る方をとる)
ミラクルスケール「目標を細かくして徐々に成功へ近づける」
変化を細かくして小さな成功を重ねる事で、前に進めるだけでなく、自分には前に進み続ける力があると自信が持てるようになる。
小さな成功を選ぶ時には1意義がある2手が届くで選ぶ。両方を満たさない場合2を優先。
意思決定をする場合、損益で決める場合とアイデンティティ(1自分は何者か?2自分はどんな状況に置かれているか?3自分と同じ状況の人ならどうするか?)で決める場合がある
アイデンティティの例
看護師は仕事がきつく給料も安いので離職率が高いが、辞めない人に聞いたら看護師の仕事にプライドを持っていた事だと分かった。故に仕事の技術や知識を共有・指導したり、優れた看護実績を評価する事で、離職率が下がったり看護師の仕事に対する満足度が上がっただけでなく、お客である患者からの評価も上がった。
アイデンティティをいかに育てるか?簡単に受け入れられるものから受け入れてもらう
例:環境活動の署名をした人は「社会に貢献する意識の高い市民」というアイデンティティを受け入れたので、自分の家の芝生に「安全運転」の看板を設置する事も受け入れる。
こちこちマインドセット「自分の能力は不変。生まれついてのもの」
失敗は生まれついての能力を否定されたと考え避けようとする。必死でないそぶりをする(能力のある人は余裕しゃくしゃくと考えている為)褒め方は「頭がいい」「バスケ上手」(才能を褒める)
しなやかマインドセット「能力は筋肉と同じで練習すれば鍛えられる」
失敗のリスクがあっても挑戦し、批判にも寛容。失敗・批判は自分向上の糧と考えるから。しなやかマインドセットは行動の幅を広げ、リスクを冒し、意見を受け入れ、長期的視野で考える為成功しやすい。
褒め方「生まれつきの能力でなく、努力をほめる」
才能は鍛えられると教えたら数学の成績が上がった。子供達が「ボクは馬鹿だから」「数学苦手」という考えから「馬鹿だと決まったわけじゃないんだね」という考えに変わったから。
しなやかマインドセットは途中の失敗にもめげない。
変化を細かくし、人を育てる事で「問題よりも自分の方が大きい」と感じる事重要。問題の大きさに圧倒され、やる気をなくすのを防ぐため。
帰属の誤り「問題は人間や人間の性格ではなく、環境が問題」
環境を変える事で解決される問題は多い。悪い行動をする時、悪い人間だからと考えず、どのような環境を作れば人の良い部分を引き出せるか?と考える。
例:くつろげるソファーを教室の最前列に置く事で、時間通り席に着かない問題児たちを時間前に教室の最前列に座らせた。
例:投薬チョッキを着る事で、医師や同僚から投薬中と分かり話しかけられなくなったので、投薬に集中でき、投薬のミスが減った。
例:しゃべらない時間を設定する事で、飛行機の操縦士は運転に、プログラマーはコードを書く事に集中でき、事故が減り、納期が短くなった。
お客様第一企業が電話自動応答を無くして、社員が必ずお客に電話で応答する環境にしたら、さらに顧客重視が徹底された。
習慣を生み出す
「アクション・トリガー」(前もって、行う行動の時間と場所をイメージする。自分が「しなければならない」と思ってる事に有効。)
例:コーヒー飲んだら電話をかける。ラインを超えたら安全装備を身につける。人工関節リハビリ中の人に「次散歩する時間と場所を前もって決めてもらう」と回復が早くなる。
1目標達成の助けとなる習慣にする事2比較的取り入れやすい習慣を作る事
例:立って会議すると、無駄話が無くなり、会議の効率が良くなる(会議の時立ってする習慣)
チェックリストを作って、頭で考えるのを少なくして行動を起こしやすいようにする。
仲間を集める
査読の例:@60日以内に査読を求める(具体的で明確な指示)A工場のタイム管理の専門家なのだから査読期間もきちっと守る(アイデンティティに訴える)B査読進捗状況をネットで公表(仲間同士で、他の人はスケジュール通り進んでいるとプレッシャーをかける)
適切な行動は公表して、適切な行動をするよう伝染させると良い。
研修医の勤務時間時短改革の例
フリースペース「多数派メンバーに気づかれず、少数派が自由に意見を言える時間と場所」
対立的アイデンティティ「現状を変革する新たなアイデンティティを築くスペースと言語を養う」
そして仲間を集めていき賛同者を多くする。社会や文化を変革する場合にも、研修医勤務時間時短改革の教訓はあてはまる。
「接近法(変化を継続させる為の方法)」目的に一歩近づくたびに、ご褒美を与えたり褒めたりする
例:サルに、スケボーを檻に入れても驚かなければ褒美のマンゴー、スケボーに触ったらマンゴー、上に座ったらマンゴー、調教師がサルを乗せたスケボーを前後に動かしても大丈夫ならマンゴー、ついにはサルがスケボーでハーフパイプ。
単純接触効果「接すれば接するほど好きになっていく」。人気や認知度の低い変革運動が、見慣れる事により好意的にとらえられる。
認知的不協和「行動と思考が食い違うのを嫌う」新たな行動をとりはじめると、行動が変わるとともに、自己像も変わり、アイデンティティの進化とともに益々新しい行動が強化される。
初期の変化の段階では「惰性」は敵となるが、ある時点で「変化に逆らう惰性」から「変化を支える惰性」へと変わる。そうすると変革は楽になる。

「スィッチ」はとっても具体的で、効果のありそうな話ばかりなので、読んでいてとても面白いし、やる気と元気が出ます。おススメの自己啓発本です。

「ボクもはやく、ワープア・非モテ・キチガイ生活から「スィッチ」したい!!」心にそう願う現状維持からナカナカ変われない・変わらない、新しい事にナカナカ挑戦しない腰の重い長七郎であった。

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