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zoom RSS さらば、愛の言葉よ

<<   作成日時 : 2017/05/23 12:06   >>

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「さらば、愛の言葉よ」(監督:ジャン・リュック・ゴダール 69分)
「勉強しろ」はシャブロルの「いとこ同士」の本屋のオヤジを思い起こさせた
子供のサイコロ遊びのシーンがボク的に印象に残った。
「アブラカタブラ毛沢東チェ・ゲバラ」のフレーズがボクは気に入った。
女が裸でコートがエロかった。(エロイーズ・ゴテとゴダールの名前にもGODが入っているが、女優さんにもGODが入っているのが凄かった)。
着ているものを脱いでいって洗濯機に入れ、女は真っ裸になるのがエロかった。
バスタブに血は明らかにヒッチコック「サイコ」のオマージュだった。
動物好き、エコな自転車レース好き、水泳好きとゴダールの好みが分かった。
影だけで男が女の咥えていたタバコに火をつけてタバコを吸わせる映像がカッコ良かった。
おネェちゃんのセリフで、「ユダヤ人の子供がガス室に送られて「なぜ?」と聞いたら、親衛隊は「理由はない」と答えた」というセリフと、男が「最大の発明はゼロと無限大だ」と言ったらおネェちゃんが「最大の発明はセックスと死よ」と切り返したセリフのやり取りが凄かった。
ヘリの着陸シーンが印象に残った(ベトナム戦争のナパーム弾落とした軍事ヘリを思い起こさせる)
大きな船の離発着のシーンが印象に残った。アンゲロプロスの「ユリシーズの瞳」の冒頭の船のシーンをカジュアル化した感じ
出ました。走る車のサイドミラーの映像。流石はゴダール。
相変わらず本が好きなゴダール。スマホやタブレットの時代でも。
「自分の言葉を理解する為に通訳が必要」というセリフが良かった。
映画館の3Dでカラーがボヤけた映像を観てみたかった。
あぢゅ〜。さらば。ADIEUは。あー神よAとDIEU神に分けられると言うのが良かった
戦争が終わると戦死者の処理が気になるというフレーズが良かった。
氷の川は、グリフィスの「東への道」の凍った川を思い起こさせた。
フルーツや絨毯で胸と大事な所を隠す裸婦のショットが良かった。
スイス湖畔の「フランケンシュタイン」を書いた貴婦人の、ペンで本を書いたり、小舟に乗ったりという優雅な生活のシーンがとっても良かった。
やっぱり十字は下上左右の順に切るのが正しいとはっきり分かった。
最後心地よい歌声でエンドロールかと思ったが、やっぱり唐突な叫ぶセリフで心地よさをつんざく演出にしていたのを観て、本当にゴダールはブレヒトが好きなんだなぁと思った(ブレヒトの異化効果)。
全般的に
神に愛された大傑作。カラーでボヤけた映像を映画館で3Dで観れなかったのが本当に残念。映像・音・セリフの意味。どれも必要不可欠でありながら最小限に留め、それでも情報量の多さに1回観ただけでは全然理解できない。神への愛、貧乏人等の社会的弱者への優しさが至る所に散りばめられている。映画的な面白さや映画的な伝統を受け継ぎながら、最新の撮影機材を使って映像を撮るのを楽しんでいる。しかも製作費は無茶苦茶安い。エンドロールは1分もない少数精鋭もスゴスギル!!ハリウッド大作のエンドロール15分とはえらい違い。やはりゴダールは別格。流石は名前godardにGODが入っている映画の神に愛された監督。ゴダール神の子、不思議な子。感動をありがとう!!

「84歳で3D映画挑戦と読んで、ずっと観たかった作品。3Dで観なかったけど実際観たらこの最新作が一番すごかった。クリント・イーストウッドの「アメリカン・スナイパー」もそう。80超えても常に自己ベスト更新し続けるゴダールとイーストウッド。彼らの最新作は見逃せない」心にそう願う老いて益々盛んな人を三国志の蜀の五虎将の一人老武将「黄忠」の名をとって黄忠と中国の人達は言うらしいが、ゴダールは左翼共産主義なので「赤忠」と言った感じかと思った長七郎であった。43歳のボクはまだまだケツの青い青二才。

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