ママデューク

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zoom RSS 読書感想文 37

<<   作成日時 : 2009/01/11 23:22   >>

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画像「ショーケン」(著 萩原 健一)
テンプターズは名前がてんぷくトリオみたいな響きでイヤだったという話(その為アマチュアの頃はクライングベガーズ「泣き叫ぶ乞食たち」という名前でも歌っていた)という話がオモシロかった(特に「クライングベガーズ」というネーミングが心情サヨクの僕の心をくすぐる)
髪が長かった時、京浜東北線の社内で、変質者のオッサンがコートを脱いでアレをみせてきたというエピソードが面白かった。
ヤクザの車で沢田研二・堺・布施などと一緒に拉致されて、クラブでヤクザに歌えと脅された時にショーケンは黙り沢田研二は「イヤだ」とキッパリ断ったというエピソードが良かった。
子供の頃ショーケンの兄(父親が違う。長男)が焚き火をして暖をとらしてくれたエピソード(墓場から古い卒塔婆を取ってきてパキパキ折って重ね、マッチをすって競輪新聞を燃やし、それで卒塔婆に火をつけて焚き火をする)が良かった
学生運動に手をだして住人達の為に運動していたら、その住人に警察へ突き出されて運動をやめたというエピソードが良かった
「傷だらけの天使」のオープニングのボクが一番好きな「新聞紙を前掛けにする」演出は、ショーケンが、水道工事の配管工のおじさんがドカ弁を包んでいた新聞紙でナプキンが代わりに口を拭いているのをみて考えついたというエピソードを読んで感激した(「汚ねぇだろ。でも本人はそう思ってないんだよ。キレイにしようと思って口拭いてんのさ。それがもうおかしくっておかしくって」(P 74)
「祭ばやしが聞こえる」で、カーレーサーと白血病の女の恋物語で、片や死と隣りあわせで猛スピードの中生きている命知らずの男と不治の病で死が迫りあと何年かしか生きられなくなった女が出会って命の大切さを知るというドラマにしたかったが、レースの撮影に金がかかりすぎ、スケールダウンしてオートレースでもダメで、最後に仕方なく
競輪選手「まくりの直次郎」に変更せざるを得なかったというエピソードが面白かった(資金難で出てきた苦肉の策が「まくりの直次郎」というセンスがボク的には良かった。しかしこれでは当初の意図と違いかなりコミカルになってしまうとも思った。)
大麻不法所持で捕まった時の留置場で出会った大親分のオヤジさんの話がオモシロかった
1、「シャバにいる奴らは便所掃除というと新米のやる仕事だと思うかも知れねぇ。でもな、こういう所じゃ一番清潔にしなきゃいけねぇ場所だろ。昨日今日入ってきた奴にはまかせられねぇ。もしやらせる奴がいたらそいつはチンピラよ。わかってねぇやつよ」と言って自分で掃除を始めながら柔和な顔で説明してくれたエピソード2、ちり紙でてるてる坊主を作り「おれ娘がいてよ。あしたは学校の遠足なんだ」と照れながら言うエピソード大麻不法所持逮捕の後、出家修行をしている時、車の中で坊さんとローリングストーンズの「ブラウンシュガー(ヘロインの事)」の曲をかけ絶叫して歌ったというエピソードが面白かった
東光寺での修行中、「やりてぇ。女を抱きたい」と思いながら、買ってきてもらった紙と絵の具で、無意識に何枚も女性器を描いていたら、寺の奥さんに「どんな絵を描いていたかみせて」と言われ「女の人の・・・」と言いながらみせたら「まぁなんとお美しい。私はお花かと思いました」と言って上品に笑い、ショーケンも照れ笑いしいつのまにか二人で大声で笑いあっているというやりとりがオモシロかった。
「ブラックレイン」で主人公がマイケル・ダグラス、相棒の刑事がアンディ・ガルシアではなくてトム・クルーズ、上司がジーン・ハックマン、犯人が松田優作ではなくてショーケン、ここまででもかなりセンスの良いキャスティングと思ったが、年配の刑事は健さん(推薦したのはショーケン)じゃなくて勝新太郎(座頭一をハリウッドのスタッフは観ていた)でしかも堅物ではなくてアル中、ヤクザの親分が若山富三郎ではなくて藤山寛美とありスゴイキャスティングだと思った。これで撮って欲しかった。
全般的に
カッコ良過ぎる。センスもムチャクチャいい。出てくるアイディアがオモシロイし、俳優としても誠実だと思う(与えられた役についての勉強「明智光秀や綱吉の話」、役作りの熱心さ、脚本の熟読などなど)。「やっぱりショーケンは本物だ」とボクはとてもウレシかった。
「どんな状態になっても死ぬよりマシ」という考えも非常に良い。良く歩くのもいい事だと思う。
とてもオモシロイし、カッコイイ年のとり方の勉強になる本。カムバックを期待します。

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コメント(5件)

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カムバック、近し、です。
http:/ameblo.jp/showken-fun/
showken−fun
2009/01/14 22:51
showkenーfanさんコメントありがとうございます。
いいホームページにブログですね。
雑誌の「EARTH SODA」のインタビュー最高でした。黒のスーツの写真もムチャクチャカッコイイ。
「タケ先生にも協力してもらっている映画も計画中なんだ。これは映像からファッションを発信するような映画で、3世代のターゲットを狙っている。監督も脚本もすでに決まっていて、近々内容の最終詰めをして発表になると思うけど、結構しゃれた映画だよ。アウトローが主人公のフィルムノワール的な作品になるよ。また、「傷だらけの天使」のニューバージョンも予定としてあるんだ。すでにレジュメはできているけど、詳細はまだ秘密。あと、ハリウッド映画だけど時代劇もオファーがきている。」
「 昔のようなバンドでの活動はできるか分からないけど、若いミュージシャンたち、たとえば UKAWANIMATIONの宇川直宏君やサンボマスターの山口隆君たちとのコラボレーションは、すでにしているよ。歌はやめない。だけど、頑にこうしようというのじゃなくて、自然にステージに立つ機会が生まれてくるんじゃないかな。」
ウレシイ限りです。

ママデューク
2009/01/14 23:23
ボクの妄想のの話だけど、ボクはショーケンとジュリーで短編フィルムを作りたいと考えています。二人ともさえない初老のおっさんのカッコで公園のベンチに座る。どちらからともなくストーンズの「atisfaction」を歌いだし、ショーケンとジュリーのツィンボーカルが復活する。歌い終わった後ショーケンには金髪美女が、ジュリーには小さなかわいい女の子が近づいてきて、ショーケンにはディープキス・ジュリーにはほっぺにキスをするという演出です。
それでは失礼いたします。
ママデューク
2009/01/14 23:24
ご訪問、ありがとうございました。
ブログは、実は半休止状態です。

すばらしい!そんなフィルムが完成したら、マジ泣きします。
ぜひ演出なさっていただきたいです。
showken-fun
2009/01/15 00:04
showken-funさんコメントありがとうございます。
まぁボクの妄想ですけどね(笑)。
ショーケンにはがんばって欲しいです。特にキクチタケオがやっているフィルムノワールは観にいきたいです。本当に貴重な情報ありがとうございました。
それでは失礼します。
ママデューク
2009/01/15 00:46

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